アグリモニー

特徴

真実を認めず摩擦を回避する人のためのフラワーエッセンスです。

このタイプは痛みを伴う(精神的・肉体的)対決に不安を感じると、本当の感情(不安・攻撃性・苦しみ)を意識から排除して気にしていないふりをし、陽気な言動で本当の感情を隠そうとします。

セラピーの対象となる基本的症状

争いに対する恐れ。不誠実で不自然な態度。秘密にしている内面の葛藤や魂の苦悩。精神的コンプレックス。問題を抑圧したり巧みに隠す傾向。アルコールや麻薬におぼれやすい。極度の硬直や痙攣。

身体的症状

硬直・心理的な抑圧・摩擦に対する不安・不誠実で不自然な態度・過敏な反応を伴う症状。またそうしたものが原因で生じた身体的症状のすべて。

日常的に現れる症状

不自然かつ芝居がかった態度。仮面をつけた人、キープスマイル症候群。嘘。当惑。自分に対する抑圧的態度。そわそわした態度。痛みに対する過敏な反応。リラックスするために薬やアルコールに依存する傾向。

 

心理療法のための覚え書き

アグリモニーの素質を強く持っている人の問題は、不快な観念を「抑圧する」「嘘をつく」このふたつの重要な精神作用に関連があります。このふたつの機能はこのタイプが生き延びるのを確実に助けているからです。

不快な観念を意識から排除し、抑圧するという精神作用は人間としての不完全さや弱さ故に生じた出来事から、私たちを保護する機能があります。もし知覚したことのすべてを無視したり抑圧したりせずに意識してしまったら、人は物事を確実に捉えたり、冷静な行動をとり続けることはできないでしょうし、もし事実をすべて知ってしまったなら人生は崩壊してしまうでしょう。こうした理由から意識は私たちに影響を及ぼす無数の情報・印象・認識を絶えずフィルターにかけ、精神的に充分消化できるものだけを意識に上がらせます。

残りの大部分は潜在意識の貯蔵庫に、その内容に耐えられるほど成熟するまで、鍵をかけて保管されるのです。

一方、嘘は人からの妬みや誤解から身を守ってくれる働きがあります。生きていくために、うわべを装ったり嘘をつくのはすでに幼い子供のころから身につけられます。「おとなしく振る舞うこと」「礼儀正しくすること」「郷に入っては郷に従え」を身をもって学んでいくわけです。人間社会では実際に、弱肉強食というジャングルの法則が支配的ですが、もし自分らしく振る舞い、本当に言いたいことを率直に話し、したいと思うことを遠慮なく実行すれば生き残るチャンスはほとんどないでしょう。逆にアグリモニー・タイプのように人の感情を害さず、いつも機嫌よく見える人はただ演技をしているのだとしても社会からの受けはいいのです。

 

ところが不快な観念を意識から排除して偽善的に振る舞ったり、嘘をつくことでどれほど生きやすくなり、どれほどその役割を積極的に評価できるとしても、誠実さや真実がゆがめられることに変わりはありません。常に「誠実であろう」とする魂は、正当防衛の必要があってやむをえず嘘をついたり、理由があって抑圧せざるを得なかった場合は許してくれても、都合がいいからと言って軽はずみに真実を歪めた場合には見逃してはくれないでしょう。

従って、人は生きていけるギリギリの線でその都度妥協点を探す必要があるのです。その場合、妥協点は社会生活が危険にさらされない程度の自己否定と、魂が生きていける程度の誠実さとの間にもうけられるでしょう。重要なのは自分にとっての「真実」を軽はずみに裏切らないこと、自分が何をしているのかを自覚し、自分に対する振る舞いを自分で指示できるかどうかと言うことです。

危険に迫られたり、人格的な弱さゆえに、仮面をかぶっていなければならない場合があるのは確かです。しかし、順調に生活を送り、差し迫った理由もないのに偽善を行ったり嘘をついたりしている場合、あるいは自分のついている嘘を信じているような場合、魂はそれに抵抗し始め、私たちはそれを苦しみとして感じることになるでしょう。

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