オリーブ

特徴

オリーブは身体的にも精神的にも消耗しきっている人のためのフラワーエッセンスです。

 

セラピーの対象となる基本的症状

身体の衰弱。作業能力の低下。貧血。心不全。

 

身体的症状

疲労を伴うすべての症状。また、疲労が原因で生じた身体的症状のすべて。

 

日常的に現れる症状

身体的、もしくは精神的なものを含む疲れ。とてもつらい経験や重い病気の回復に。

 

オリーブの効果が発揮される領域

オリーブは、疲労回復のためのエッセンスです。元気を回復する効果があり、普段の精神力や体力を取り戻すことができます。あらゆる種類の病弱、特に心臓が原因で起きる身体の衰弱に効くことが確かめられています。

 

心理療法のための覚え書き

オリーブ症候群は、荷が重すぎると感じられるような状況の中にい続けた(たいてい慢性の)結果として現れます。ふつうかなり深刻な状況に陥らなければこのような状態にはならないのですが、衰弱しきった素質(オリーブ体質)になっていれば、ほんのわずかなストレスをかけるだけで、これまで記したような身体的症状が引き起こされるでしょう。

身体が健全なときに、日常的なストレスを難なく処理できるのは、身体がエネルギーの蓄えを総動員し、できるだけ早く効果的にストレスに対応するよう全力を尽くすからです。こうした(交感神経に割り当てられている)”戦いの”段階では、解毒したり体力を増進させる機能が衰えますが、問題が解決して目的が達せられ、交感神経から副交感神経に切り替わると、身体の緊張が解け、解毒したり体力を増進させる機能が再び動き始めます。ストレスがなくなったとたん、全身の力が抜けてしまったり、どっと疲れが出たりした経験を誰でも一度は味わったことがあるでしょう。

非常に強いストレスにさらされ続けると(たとえば長期に及んだつらい仕事や重い病気など)深い弛緩状態に陥ったり、オリーブ状態に少しずつ移行していく恐れがあります。

こうした危険があるのは、とくにエネルギーの蓄えが少なくなり、仕事をするエネルギーや生きる力が、遺伝の影響、病気、苦しい生活状況、特に不幸な家族関係によって消耗しきっているときなのです。

ふつう思春期の子供は、こうした本能的な戦いに使う力を、両親から独立するために使います。つまり彼らは自立する、もしくは自分の縄張りから親を押しのけるためにエネルギーを使うのです。これが成功しないと、彼らはいつまでもどことなく大人になれずにいたり、親に依存したままであったりして、このような状態は、例えば異性との間に必ず問題がおきる、疲れた姿勢をしている、どこか脅えている、身体的にも精神的にも、未発達である、心身共に弱っているという形で表面化します。

親子関係が原因で、オリーブの素質(ほかにはセントーリーの素質とラーチの素質)が現れる場合多いのですが、更に衰弱した状態が長期にわたって意識下に沈んで目に見えない場合とはっきり機能不全という形で現れている場合とに分かれます。確かにこのようなオリーブ・タイプの中には外国に住み着くようなことになったり、両親が他界した後に生きる力が湧いてきて、生活能力のある人格へと変貌をとげることがありますが、非常に強い影響力をもった両親やそれに準ずる人物の影につきまとわれながら、その影響力を自覚しないで一生を過ごす人も多いのです。そのような人は自己理解の根底に達するような根本的な心理療法うけることでのみ、その問題から解放され、精神的に自立するためのプロセスを、もう一度スタートさせることができるでしょう。