クラブアップル

特徴

クラブアップルは、自分が-身体的に、あるいは精神的に-汚れている、もしくは汚されていると感じている人のためのフラワーエッセンスです。

 

セラピーの対象となる基本的症状

清潔であることに対する強制。強制的な性格。強制を伴う道徳の実行。不潔、有毒なものを飲まされている、あるいは自分が不潔であるという妄想。環境、身体内部の毒素による負担。皮膚病。慢性病巣による負担。

身体的症状病的なきれい好き、潔癖症を伴う症状。また、そうした精神が原因で生じた身体的症状のすべて。

日常的に現れる症状

清潔に関して口うるさい。嫌悪感。感染症。皮膚のトラブル。

 

クラブアップル症候群の起源と病像

クラブアップルの素質は、清潔と秩序に対する強い欲求、並びに自主性のなさ、影響されやすい性格から成り立っています。

クラブアップルの素質がバランスよく伸ばされると、こうした素質を強く持つ人は、一般的に善良で正しいとみなされている範囲で自分を発揮できる人物、つまり秩序を重んじる社会に一員、たいへん清潔で忠誠心のある人物となるでしょう。このタイプの人たちは外側だけではなく内面も清らかなので袖の下のきかない人として高い道徳的価値に基づいて生活を営んでいます。また彼らの多くは健康に害のあるもの(特に食材)病原体(感染を恐れて)不潔な人など、不純なものはすべて避けるので健康状態が良好です。

クラブアップルの効果が発揮される領域

クラブアップルは健全な清潔感を保つためのエッセンスで、身体面と精神面の両方に効き目があります。自分が汚れている、あるいは罪を犯しているという不健全な感情、不潔なものに対する嫌悪感や不安、純潔を強制するような道徳観念弱めます。その一方で血液の浄化にも効果があり、皮膚の汚れ、湿疹、慢性的な炎症に効くほか、病気の感染を予防したいときにも役立ちます。病人との接触の多い人は、予防としてクラブアップルを飲むとよいでしょう。

心理療法のための覚え書き

クラブアップルタイプは比較的自立心が弱く、影響を受けやすいため、支配的でうるさ型の両親や教育者、権威にほとんど逆らうことができません。

子供のころ、考え方や物事の基準を強制されて育ったクラブアップル・タイプはそのあとそうした道徳的規定を一生涯かけて正当に評価しようと必死になりますが、これらの基準は「自分で考え出したものではない」ので、その本来の意義に従ってではなく外側の枠に従って実行されることになります。これは、二つの不幸な結果を生み出します。ひとつは小さなことにこだわる強制的で空虚な形式主義であり、もうひとつは自分にはできないかもしれないという思いや処罰に対する断続的な恐れから生じる「自分は完璧ではない」という感情や罪悪感です。清らかでありたいという願いはクラブアップル・タイプの心の基本的要素なので、この否定的な発展段階において、強力に取り込まれその後清潔であることに対する神経症的な強迫観念に進展することが多いのです。こうした潔癖症は、外側に向けられたり、内側に向けられたりしますが、多くの場合その影響は両面に及びます。このタイプは生来の本質に合った基準や欲求に従わずに、清潔、純潔、秩序に関連のある自分には合わない基準に、従順かつ性格に従おうとします。

このような症状から解放されるには、自分が何を欲しているのか自問して自分自身をよく知る必要があり、責任をもって行動し、他人が作り出した意見、規則、伝統、原理原則が本当に自分にもあてはまるのかどうか常に検討する習慣を身につける必要があるでしょう。そうすることで、自分の本質に矛盾せず、実質の伴った清らかさ、正しさ、美しさをもって生きることができるようになるのです。必要なのは、自分の本質に合った独自の「清潔」関する概念です。「清潔」に関する基本的な考え方は以下の通りです。清潔にしたい、きちんと整理したいとごく自然に思い、それが喜びとなり、生活を助けるのであれば、その態度は健全であり、脅迫観念や自分を乱暴に押さえつける感じがあったり、不安や恐れを埋め合わせるために役立っているのであれば、それは不健全な状態にあり、病気を生み出す原因となることも考えられます。内面の、つまり性格的な意味での清潔感をさまざまな言葉で表している道徳的態度にしても同じことが言えます。

 

私たちを解放してくれるのは、結局のところ個性の表現と自己実現のために不可欠な要素が織り込まれている、その人独自の道徳観念だけです。しかし、不可欠な要素が織り込まれている、その人独自の道徳観念だけです。しかしそれは同時に現在通用している一般的向けの道徳観念と自分独自の道徳観念が矛盾する可能性があるということ、従って自己実現のためには一般向けの道徳観念を超えて生きていく心の準備必要であるということを意味しているのです。